「朝食を抜くと力が出ない」のは日常的に炭水化物を食べ過ぎているから

「朝ご飯はしっかり食べなさい」と、子どもの頃、よく言われたものです。

エネルギーを摂取しなければ、力が出ない、というのは、理屈としては当然のような気がするわけで、私もまったく疑問を抱かずに信じていました。

 

炭水化物中心食を止めると、午前中7時間を無糖ヨーグルト+αで過ごせる

ところが、糖質制限が日常のものになり、タンパク質・脂質中心食にシフトしてからは、「朝食を抜くと力が出ない」のは、炭水化物中心食の弊害の一つだったんだな、と気づきます。

私はだいたい午前4時に起床し、ひと仕事してから、朝7時くらいに朝食を摂ります。

基本は無糖ヨーグルトで、あとは子どもたちが食べきれなかった残飯をつまむ程度です。

これで大抵は、11時頃まで空腹を感じません。ときには、13時まで仕事をしてしまうケースもあります。

もっともバリバリ仕事をする午前中の7〜9時間を、無糖ヨーグルト+αで過ごせてしまっているわけです。

しかも、空腹を感じても、力が入らなくなる感覚を覚えることも、一切ありません。

 

炭水化物中心食の頃には、ガス欠を感じるケースが多かった

いや、むしろ、お腹が減って力が入らなくなるのは、炭水化物中心食をしていた頃には、良くありました。

これは、簡単に説明がつきます。

人間にはもともと、糖新生と呼ばれる機能があり、脂質をエネルギー源にして、タンパク質から、人体の活動に必須な「糖」を生成することができます(糖新生を働かせて生活するのが糖質制限です)。

糖質制限の仕組み | 炭水化物は嗜好品

いつでも「糖」を直接的に摂取できるとは限らないため、体に蓄えてあるタンパク質から、活動に必須な「糖」を生成できる機能が備わっているわけです。

 

「朝食を抜くと力が出ない」のは炭水化物中心食だから

ところが、現代社会は、コンビニやスーパーに行けば、いつでも食料があふれているほど豊かになり、炭水化物を日常的に摂取できるようになりました。

炭水化物を食べることによって、外部から直接的に「糖」を摂取すれば、当然ながら、糖新生の出番がなくなります。

人間、使わない機能は衰えていくわけで、これが日常化すれば、いざというときに、糖新生がうまく働きにくい。

朝食の米の「糖」が切れたからと言って、すぐに糖新生に切り替わってくれるわけではないんですね。

だって、すぐにまた昼食に、ラーメンやらチャーハンやらサンドイッチやらが体に入ってくる、と体は学習しているわけですから。

 

「朝ご飯はしっかり食べなさい」には、それなりに理由がある

炭水化物中心食を止め、タンパク質・脂質中心食にシフトすれば、常に糖新生を働かせながら暮らすことになります。

お腹が空いたからと言って、すぐさまエネルギー不足になることはありません。

だから炭水化物中心食はダメだ……と、言うつもりはありません。

昔から「朝ご飯はしっかり食べなさい」というのには、それなりに理由があるのだ、ということなのだと思います。

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