20万フォロワー為末大さんまで。GW中に週刊現代のトンデモ記事に釣られた糖質制限否定な方々まとめ

ゴールデンウィーク後半の中日となった5月4日、週刊現代のトンデモ記事『専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!』を論拠にした糖質制限否定のツイートがなぜだか増えた。

専門家が警告 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

 

トンデモ記事に釣られた方々まとめ

ツイート検索でわかる限りでは、発端はこの方のようだ。URLがFacebookのものなので、もしかするとFacebook上で拡散したのかもしれない。

 
20万人以上のフォロワーを抱える為末大さんがツイートしたことによって、本格的に拡散したようだ。

 
まだ糖質制限を “食べないダイエット” だと誤認している方は多いようだ。実際には、タンパク質&脂質中心食を指す。

 
「肉やアルコールは苦手で、ご飯もパンもお菓子も大好き」は偏った食生活ではないのだろうか。炭水化物を特別視する根拠は(「昔からそうだった」以外に)存在しない。

 
典型的な思考停止タイプの方々。

 
こんな方まで出現した。人類の叡智の結果が肥満や高血圧や糖尿病では、世話はない。過ちに気づいて踏みとどまるのも叡智の一種ではないか。

 

念のため補足

以前も書いているが、この記事は冷静に読めば、エビデンスなど何もなく、特定の医師(中には匿名もいる)の憶測が書かれているだけだとわかる。

特に酷いのは、糖質制限と骨粗しょう症や脳卒中の関連を指摘する部分だ。

特に肉類が大好物だった荻原さんにとって、炭水化物さえ抜けば、あとは何を飲み食いしてもいいという謳い文句は非常に魅力的だったのでしょう。トンカツや焼き肉、ステーキなど、がっつりした肉料理ばかり食べていたため、コレステロールが溜まりに溜まってしまったのです。

病院に担ぎ込まれた時点で半身は完全にマヒ。まさか気軽に始めたダイエットで半身マヒになるとは、思いもよらなかったでしょう。今となっては話すことも不自由で、後遺症を克服するメドは立っていません

しかし、続けているうちに常に体がしんどく、眠気が抜けない状態が続くようになりました。そして36歳のある朝、目覚めると右半身がピクリとも動かなかったのです。救急車を呼ぼうと立ち上がろうとしても、右手と右足の感覚が一切ない。これは大変なことになってしまったと覚悟しましたが、幸い10分くらいで動けるようになり、自力で病院に行きました。MRIを撮った結果、微小な脳梗塞があることが分かりました。脳梗塞の前の段階、一過性脳虚血発作の症状でした。

 
このような調子のオンパレードで、因果関係がまるで明示されていない。単に、糖質制限を始めた後に発症したとしか書かれておらず、糖質制限が原因だと断定しているのは、医師個人の主観でしかないのだ。

 

「禁煙をしたら肺がんになる」的な詭弁に注意

たとえば、風邪の引き始めを思い出してほしい。最初は喉に違和感があったり、なんだか頭痛がしたり、という軽微な症状から始まり、徐々に熱が出たり、咳や鼻水といった症状が本格化する。

自然治療を信奉する人が、「風邪の引き始めに薬を飲むと悪化する。最初は軽い頭痛だけだったものが、高熱が出るなど重症化する。だから、薬は危険だ」と言い出したらどうか。

このタイプの詭弁を信じる方々は、「禁煙をしたら肺がんになる」「禁酒をしたら肝硬変になる」と説明されても疑わないのだろうか。

喫煙者の肺や、大酒飲みの肝臓は、長年のダメージが蓄積されている。禁煙・禁酒を始めたところで、リスクが下がるだけで、必ずしも発症しないわけではない。

糖質制限は誰にでも適合するパーフェクトなやり方ではない。ただ、少なくとも、高血圧や血中中性脂肪は改善する報告が多数上がっている

また、骨粗鬆症になるとしたら栄養失調食の疑いがある。

医学的根拠のない憶測も、医師が語ると唯一の正解だと思い込んでしまう人がいる。「禁煙をしたら肺がんになる」的な詭弁に注意したい。

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