スポーツクラブで肥満気味の子どもを見かけると、何とも言えない気分になる

「いくら運動をさせても、糖質を大量に食べさせていたら、肥満は改善しない。」

子育てでも、この常識が共有されれば、肥満に悩む親・子どもが、多少なりとも減るのではないでしょうか。

 

「糖質の食べ過ぎ」はお菓子もご飯も同じ

我が家には、5歳と3歳の子どもがいて、スポーツクラブの、スイミング教室と、体操教室に通っています。

教室が開催されているあいだは、待合室で待つケースが多々あるのですが、するとよそのお母さんの、こんな会話が耳に入ってきます。

 

お母さんA「うちの子、ちっとも痩せないのよねえ。少しでも運動させなきゃ、と思って、教室に通わせてるんだけど」

お母さんB「よく食べるからよ。子どものうちは、食事を制限するもの変だし。お菓子ばかり食べてるわけでもないんでしょう?」

お母さんA「お菓子は食べさせすぎないように気をつけてるけど。とにかくご飯が好きで、おやつ代わりに、こんなに大きなおにぎりを、2つも3つも食べるのよね」

お母さんB「あら、だったら平気よ〜。子どものうちは、しっかり食べさせなきゃ!」

 

お菓子はNGだけど、ご飯なら大丈夫。

残念ながら、現在の一般的な考え方なんですよね。

栄養素に分解して見れば、どちらも炭水化物(糖質)の塊なのですが。

食物繊維が多いか少ないか、塩分や化学調味料が多いか少ないか、くらいの差異しかなく、これらは肥満にはほぼ無関係です。

 

週1回程度の運動では、ほとんど痩せない

私自身、糖質制限の考え方を知るまで、「運動をすれば痩せる」と安易に考えていました。

ところが、週に1〜2回・30分以上のジョギング程度では、まったく痩せませんでした(むしろ、微増を続けました)。

糖質制限:私の場合 | 炭水化物は嗜好品

ほとんど炭水化物ばかり、麺・チャーハン・パンなどの食生活だったからです。

デスクワーク中心の私は、「脳の疲れにいい」と信じて、甘い物を食べ過ぎていた影響もあります。

 

大人と子どもでは、代謝がまったく違うはずなので、同列には考えられないかもしれません。

それでも、糖質は血糖値を上げ、インスリンが追加分泌されて、余った糖分は脂肪に変換される……という人体の仕組みは、同じです。

糖質制限の仕組み | 炭水化物は嗜好品

やはり、糖質を過剰に食べさせていれば、痩せにくくはなるはずです。

もちろん、先天的・体質的に太りやすい方もいますが、一般的には、食事内容を改善する(=過剰摂取を止める)だけで、肥満はだいぶ改善できるはずです。

 

食事制限は不要。食事内容を改善しよう

なにも、子どもに食事を我慢させろ、というのではありません。

食事の内容を改善すればいいだけの話です。

 

たとえば、おにぎりのおやつの代わりに、ウインナーや唐揚げ、卵焼きを食べさせる、という手があります。

タンパク質は、体の成長に欠かせない栄養素です。新陳代謝だけでなく、グングンと大きくなる育ち盛りの子どもは、大人よりもタンパク質を必要としています。

 

論理的に言って、痩せるはずがないのに、肥満改善を一つの目的にして、スポーツクラブに通わされている子どもを見ると、何とも言えない気分になります。

子どもたちが、自ら望んで、スポーツを楽しんで通っているのであればいいのですが。

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