当サイトの糖質制限ダイエットに対するスタンス、考え方

当サイトが糖質制限に対してどんなスタンスを取っているかを明記しておきます。

なお、当サイトを立ち上げたきっかけ、運営の動機など、個人的な思いに関しては、こちらも併せてお読みください。

『炭水化物は嗜好品』(toshitsu-seigen.com) について | 炭水化物は嗜好品

 

1. 古い栄養学からの脱却

最も重視しているのは、「栄養学の常識を最新バージョンにアップデートする」という目標です。

“高カロリー食が体重増加の原因” という短絡的な見方は、糖質制限をしてみれば誰でも分かる、明らかな間違いです。

これで誰も困っていなければどうでもいいようなものなのですが、実際に私たちの多くは体重増加に悩んでいます。

古い栄養学の考え方では、適正体重を維持するために、禁欲的に食事量を減らし、それなりの負荷の運動をする必要に迫られます。

好きでやっているのならいいのですが、そうでない人にとってはアクセルとブレーキを同時に踏む苦行でしかなく、明らかな無駄です。

「摂取カロリーの問題でなく、栄養素の体内での利用のされ方と、代謝に与える影響が重要なのだ」という考え方が一般的なものになるように、微力ながら発信をしていきたいと考えています。

 

2. ダイエットではない。自然に適正体重に落ち着く状態を目指す

SEOのため、また議論の分かりやすさのため、当サイトでも少なからず “糖質制限ダイエット” というワードを使う機会があります(この記事のタイトルもそうです)。

が、糖質制限を単なるダイエット方法だと見てしまうと、可能性を矮小化する結果になります。

前述のとおり栄養学の常識を最新バージョンにアップデートできる画期的な考え方であるし、インスリンの追加分泌を減らすことによって代謝が促され、体の各機能がうまく回るようになり、体調や体質が改善される可能性もあります。

糖質制限で体重を落とすのは、即効性があり、(健康体なら)誰にでもできます。

が、どれだけ体重を落とせるかを目標にしていると、極端なケースでは栄養失調になり、体を壊してしまう落とし穴もあります。

むしろ、体重を減らすことよりも、無理なく適正体重に落ち着けて、維持することが重要だと感じます。

古い栄養学では難しい適正体重の維持も、糖質制限の考え方を用いれば容易です。

私自身、糖質制限をして実感していますが、体が軽くなれば運動をしたくなるし、慢性症状が解消されれば活力が生まれ、生活しやすくなります。

糖質制限は、自然に適正体重に落ち着く状態を目指すための方法論、あるいは食の価値観の転換だと考えています。

 

3. 炭水化物は嗜好品として “楽しむ”

糖質制限は、米やパンや麺類など、慣れ親しんで主食としてきたものを脇役にしてしまいます。

特に日本は、言うまでもなく米食文化なので、米をあまり食べないと聞くと、過激な反応をする方がいます。

が、当サイトでは炭水化物(糖質)を敵視はしません。

私は米が好きですし、パンも麺類もたまには食べます。誕生日やクリスマスにはケーキを遠慮なく食べます。バレンタインにもらったチョコレートも美味しくいただきます。

これは単純な話で、適正体重を維持しようとする際に、

A. 糖質の摂り過ぎをやめて、その分、遠慮なくタンパク質や野菜中心の食事を楽しむ
B. 今までどおり糖質を主食にする代わりに、食事の量そのものを大きく減らし、それなりの強度の運動をする

AとBのどちらを選ぶかというだけです。

少ない食事量と運動を引き換えにしても米食はどうしても譲れないというのも、一つの価値観であって、否定されるべきものではありません(もちろん「肥満でもいいや」というのも一つの価値観です)。

ベジタリアン(菜食主義者)を見て、「奇特な人だな」という感想はあっても、あいつらを根絶やしにしてやると思う人はまずいないのと同じです。

当サイトには、炭水化物を批判する意図は毛頭ありません。単に、炭水化物(糖質)をたくさん摂取していると痩せにくい、という事実を発信しているだけです。

炭水化物を批判する代わりに、「炭水化物は、過剰摂取をやめて、嗜好品として楽しむのがベストなのではないか」という提案をしていきます。

2 comments

  1. 度々の送信失礼します。
    糖質制限の話題が賑やかになっている状態ですが、寄金さんの「炭水化物は嗜好品」の考えに共感出来ます。
    糖質制限というと、「ストイックに糖質カット」「糖質は毒」というような流布がされているような感がありますが、寄金さんが提示されているように、むしろ「嗜好品」というスタンスで丁度良いかと思います。
    かと言って、糖質制限を実施している状態なので、当然糖質摂取を控えていますし、「たまにはいいか」という考えも謹んでいます(なるべくですが)。
    ただ、頂き物や、時々あるお誘いなどの「外圧」に面した際は、「嗜好品を楽しんでいる」という考え方に切り替えています。
    そうでもしないと、身体的にというよりも精神的に害があるからですね。
    「糖質制限」も恐らくはまだ発展途上の段階だと思います。
    私も一応「スーパー制限」を実践しているつもりではありますが、「徹底的に糖質を排除」というより「バランス」(ここでいうバランスとは糖質制限反対派が述べる栄養バランスの事ではありません)を念頭に入れて糖質制限と付き合っていった方が良いと思います。
    また、コメントさせて頂きます。

    • さとうさん、ありがとうございます。

      「糖質は毒」みたいな物言い、最近ちらほら見かけますね。似非科学みたいなのが混じってしまうと、賢明な方々が遠ざかってしまうので、逆効果だと思っています。

      そもそも一般人にとっては、糖質を徹底的に排除する大変さに比べて、メリットが少ないですからね。揚げ物もダメ、調味料もダメ、なんてやっていたら、食事がつまらなくなってしまう。

      単にご飯、パン、麺類を主食にしないだけで、あるいはお菓子の代わりにナッツを食べるだけで、劇的に変わります。

      糖質の摂取量をコントロールすれば、体重管理が簡単になって、生活しやすくなりますよ。ということをアピールしていくのが、いちばん伝わりやすいんじゃないでしょうか。

      ぜひまたコメントしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*